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私が男性育休を1年間取得した理由

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ぐりどん

育休を取得したいけど、取得することでどんなメリットがあるんだろう??

本記事では、男性育休を1年間取得している私が、なぜ1年間の育休を取得しようと考えたのかお伝えしたいと思います。

なお、結論として、取得しようと考えた理由は以下の通りです。

  1. ワンオペ育児が困難だと判断したため
  2. 1年間育休でも生活できる見当がついたため
  3. 失うお金より得られる時間に価値を感じたため
  4. 会社側にとってもメリットがあると感じたため
  5. 時間の余裕ができるため

この記事を読んでいただくことで、男性育休を1年間取得することのメリットを把握することができます。

私の経験談をもとに、これから育休を取得される方のお役に立てたら幸いです。

目次

育休を1年間取得した5つの理由

理由① ワンオペ育児が困難だと判断したため

当初は育休についてそこまで長期で取得することは考えていませんでした。
最初の3ヶ月は夜泣き等で大変だという話をよく聞いていたので、当初の育休取得予定は3ヶ月でした。

しかし、育児を始めて2ヶ月弱経過してる今感じていることとしては、「このまま3ヶ月で職場復帰したとしても、妻のワンオペ育児では厳しい」ということです。

ワンオペ育児が厳しそうと感じた理由は以下の通りです。

育児への負担が当初想定よりもかなり大きい

育児を始めて分かったことなのですが、育児ってめっちゃ大変です。。
寝かしつけ、ミルク、オムツ替え、ギャン泣き対応などなど。

これまで育児をしたことがなく、かつ自分のポジティブな性格もあってか、当初はそこまで大きな負担にはならないのではと楽観的に考えていたのですが、実際にいざ始めてみるとかなり大変だなというのを実感しています。。

当初想定とのギャップが大きかったです。

妻の負担が大きくなりそう

当初の育休取得予定は3ヶ月でした。

しかし、前述の通り、育児への負担は想像以上に大きいと感じており、生後3ヶ月のタイミングで職場復帰したとしても、妻にワンオペ育児をしてもらうのは困難で非現実的だなと考えました。

妻からも、「できるのならば1年間育休取得してほしい」とのリクエストがあり、こちらもかなりの後押しになりました。

親戚や近所へのサポート依頼が難しそう

私は3ヶ月で職場復帰して、妻の育児負担を減らすために両親や近所の方へ育児のサポートを必要な際にしてもらうのも選択肢としてありました。

しかし、私の両親も妻の両親もまだバリバリ働いているのでサポートは難しそうで、近所の方々へのサポート依頼もコロナ渦ということでなかなか難しそうという結論に至りました。

理由② 1年間育休でも生活できる見当がついたため

当初は育休取得に関して収入が減ることによる漠然とした不安があり、育児休業給付金が多めに支給される期間だけ休めれば良いかなと思っていました。

しかし、お金のことについて調べていくうちに、我が家では以下の方程式が成り立つことに気がつきました!

育休取得で失う金額 < 生活防衛資金を除いた貯蓄額

育休取得で会社からの給料は出ないですが、育児休業給付金や社会保険料免除などを活用すればある程度の収入は見込めます。

育休取得でたしかに収入はダウンしますが、収入ダウンした分を生活防衛資金を除いた貯蓄額で賄えることがシミュレーションを通じて確認することができました。

1年間育休を取得しても生活できる見当がついたのは安心しました!

なお、実際の収入額を踏まえて具体的にどの程度貯金を使ったのか、リアルな情報を今後記事にまとめて発信していきたいなと思っているのでどうぞお楽しみに。

ちなみにですが、育児休業給付金は会社ではなくハローワークからもらいます。
育児休業給付金は雇用保険が原資なので、もともと失業したときや育児休業したときのときのために我々も保険料を支払っています。なので堂々ともらいましょう!

理由③ 失うお金より得られる時間に価値を感じたため

前述の通り、貯金を使えば育休取得しても生活に困らないことが分かりました。

貯金を使うことになるので、我が家の資産としては減ることになるのですが、個人的には以下のように考えました。

失うお金 < 得られる時間

お金は今後取り戻すことができるとしても、時間はどんなに頑張っても取り戻すことができません。
育休を取得しなかったら、将来きっと後悔するだろうなあ…と思い、後悔のない選択肢として「育休を取得する」を選びました!

理由④ 会社側にとってもメリットがあると感じたため

以下の通り、「金銭的メリット」と「業務的メリット」があるのではないかと私は感じています。

金銭的メリット

  • 給料を支払う必要がない
  • 会社側が折半している社会保険料も免除になる

実は私たちが支払っている社会保険料(健康保険料、厚生年金保険料など)は個人と会社が折半して負担しているんです。
毎月の給与控除で社会保険料が控除されていると思いますが、実は会社側も同じ額を負担してくれているんです。

この社会保険料について育休期間中は社員自身も会社側も免除になるので、会社側にとっても金銭的メリットが大きいんです。

業務的メリット

育休に入るまで私はチームリーダのポジションを担っていたため、私が抜けた後に残ったメンバで業務を回せるのか不安に感じていました。
しかし、私の場合は、育休中に職場から問い合わせの電話が来ることも無いので、残っているメンバで業務が回せているのかなと判断しています。

実際に先輩から話を聞いていると、残っているメンバで不要なタスクの排除などを行なっていて、作業タスクの最適化を行なっているとのこと。
残っているメンバで私のタスクをどのようにこなしていくのか考える必要があるので、タスクを洗い出して不要な作業はやめて、本当に重要なことに集中することができるようになるのではと思っています。

私もこれまで引き継ぎを受けることが多かったですが、引き継ぎを受けたことのある立場からもこのように思います!
「ピンチはチャンス」ではないですが、人が抜けることでその人のタスクが引き継ぎ等で見える化できてくるので、業務効率化の大チャンスだと思っています。

理由⑤ 時間の余裕ができるため

育児はかなり大変ですが、本業をしていた頃に比べるとある程度時間に余裕ができるので気持ちにも余裕ができます。
空いている時間に読書をするなど、本業で忙しくてなかなかできていなかったこともある程度はできるのではと思っています。

もちろん育児が最優先であるので、育児の空き時間などで好きなことをするイメージです。
育児が疎かになって好きなことをするのが目的化しないように要注意です!!

育休をためらっている人にお伝えしたいこと

平均を自分の人生にしない

厚生労働省の令和2年度雇用均等基本調査によると、男性の育休取得率は12.65%となっています。
また、育休を取得した男性のうち、育休期間が5日未満だった方の割合は28.33%となっています。(育休期間の平均については国が出している公的なデータはありませんでした)

当初の私も周りの育休を取得した男性の先輩たちを見て、1週間ぐらいが相場で、長くても3ヶ月程度の肌感覚でした。
そのため、3ヶ月が限度かなと思って、3ヶ月で最初は育休の申請をしました。

しかし、実際に育児を始めていて以下のように思うようになりました。

ぐりどん

自分の人生、本当にこれが正しい選択なのだろうか?

ぐりどん

将来になって後悔することはないだろうか?

上記の自分自身への問いかけに対する答えは「No」でした。
正直、周りを意識していて、平均を自分の人生にしていました。

しかし、平均値は誰の人生でもない数字です。
極端な例になりますが、「育休取得2ヶ月のAさん」と「育休取得1年のBさん」の2人の世界では、平均育休取得期間は6ヶ月となります。
でも、育休取得6ヶ月の人は架空の存在であり、そんな人はいないんです。

月並みな言い方になりますが、大切なのは周りがどうかではなく自分がどうかです。
平均はとりあえずの目安程度の温度感で接するのが良いなとここでの経験で感じました。

まとめ

本記事では、私が男性育休を1年間取得した理由についてお伝えしました。

理由としては、以下の5点になります。

  1. ワンオペ育児が困難だと判断したため
  2. 1年間育休でも生活できる見当がついたため
  3. 失うお金より得られる時間に価値を感じたため
  4. 会社側にとってもメリットがあると感じたため
  5. 時間の余裕ができるため

また、男性育休を取得したいと思っているけどためらっている人に対して、私なりの考えもお伝えさせていただきました。
私からのメッセージを一言で表すと以下の通りです。

「平均を自分の人生にしない」

男性育休を取得したい!と感じていただけましたでしょうか?
これから男性育休を取得しようとされている方への後押しになりましたら嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!

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